若大将とアグネス・ラム

猛暑にぐったり、ただぼんやりとCSテレビの画面などを観ていると、おおっ、こりゃすげえぞ!Img_0699


加山雄三とアグネス・ラムちゃんが一緒に歌っているではないですか!しかも、曲は「お嫁においで」と「君といつまでも」ときたもんだ。これは懐かしの「夜のヒットスタジオ」の一場面でした。Img_0701


あのころ私もご他聞に洩れず、元祖グラビアアイドルのラムちゃんの秘かなファンでした。おそらく今は50代半ばになっている筈、たしか双子のお母さんではなかったかな。Img_0702


それにしても、加山雄三は本当にいつまでも若大将そのものですね。実に羨ましいかぎり。実は私、加山さんと全く同じ昭和12年生まれなんです。好きな歌は「夜空の星」かなあ。


星ひとつ煌と点れる夜の秋        大波

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追悼 大原麗子

このところの芸能ニュースを見ていると、やっぱり気が滅入ってしまいますね。夫の麻薬容疑で離婚を決意しているという矢田亜希子。夫とともにクスリ漬けになって逮捕された酒井法子。そして、二度の離婚ののちに難病で苦しみ孤独死した大原麗子。どの女優さんも嫌いではなかっただけに、それぞれの不幸に痛ましい思いをしています。特に大原麗子さんについては、倉本聡脚本で高倉健と共演した「あにき」や彼女が孤独な人気DJを演じた「たとえば愛」などのテレビドラマが今も忘れがたく、また映画「居酒屋兆治」での薄倖の女性像も胸に刻み込まれています。申し訳ないですが、「男はつらいよ」シリーズのマドンナ役や大河ドラマ「春日局」の大原さんは、あまり印象に残っていません。映画俳優専門の写真家・早田雄二のアルバムを持っていますが、大原麗子の頁をひらくと「小柄で華奢な体とハスキーな声…その不協和音が魅力」といったようなコメントが写真に添えられています。映画産業衰退の時期のスター女優だった大原さんは、そう作品に恵まれていたとは言えなかったと思いますが、独特の「不協和音」が細々とながらもいつまでも響いているような感じがします。ご冥福をお祈りします。

  初秋の洋花小花みな白く      大波

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石原裕次郎23回忌

有名人が亡くなったとたんに歴史を変えた偉人のようにもてはやされるのがあまり好きではなく、従って石原裕次郎の23回忌にもほとんど興味を持たなかったのですが、えらい騒ぎだったんですってね。そうか、でも彼のガン死からもう20年以上過ぎたんだなあ。ほぼ同世代だっただけに、ある種の感慨に襲われるのはムリもないことでしょうか。私のおすすめの裕ちゃん映画は、娯楽作品では「鷲と鷹」。井上梅次監督の後日談によりますと、裕ちゃんの役は最初鶴田浩二に決まっていたんですって。でも井上監督、どうしても裕ちゃんでやりたくなって鶴田さんには頭を下げて納得してもらい、その結果裕ちゃんと三国連太郎の対決という奇跡的なアクションシーンが実現したのですから、鶴田浩二もエラい!!(笑) 裕ちゃんの芸術映画では、蔵原惟繕監督の「憎いあんちくしょう」に尽きるでしょう。ヒーローを演じ続けてきた彼のなんとなく物悲しい翳りが見えて、浅丘ルリ子の熱演と共に忘れられません。裕ちゃんは、とうとう演技者にはなれなかった俳優だと思います。「太平洋ひとりぼっち」の市川崑監督は「まるで新人に対するように細かく演技指導をした」と言っていたそうで、それでも堀江謙一にはなり切れなかった裕ちゃんが「役者は男子一生の仕事じゃない」とやせ我慢の言葉を吐きつづけた気持ちが、少しばかり分かるような気がします。

  七夕の風のことさら潤へる        大波

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風間杜夫

すぐ近くの南大沢文化会館というところで、風間杜夫が落語の独演会をやったんです。いえ、一人芝居ではなくて、ちゃんとした落語の高座をつとめたんで…。値段も3200円とお手頃でしたので、聞きに参りました。いやあ、びっくりしました。「蒲田行進曲」のテーマを三味線にアレンジした出囃子に乗って、粋に高座着を着流した風間杜夫登場。桂文楽の名演で知られる「夢の酒」と、古今亭志ん生ばりの「火焔太鼓」を、下手な前座が真っ青で逃げ出すほどの達者な語り口で見事に演じ、拍手喝采でした。特にマクラで、貧乏な演劇青年だった時代にラーメン屋の出前持ちや仮面ライダーショーなどのバイトをしていたというエピソード、大竹まことらとのハチャメチャな交友関係、恩師である怪物つかこうへいとの珍エピソードなど、風間杜夫ならではの体験談が面白可笑しく縦横に語られ、とても楽しい独演会でした。柳家花緑に「三年もつづけたら絶対に真打になれる」と太鼓判を押されたという落語の腕前でしたが、噺の端々に落語以上に舞台への愛着が滲み出ていて、好感の持てる高座だったとご報告しておきましょう。この風間杜夫は、3月に明治座で、林家三平に扮した舞台に出演するそうで、これも機会があったら観たいですね。

  早梅や素人寄席も賑はひて       大波

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私のラジオ時代

私の少年時代はまだテレビがなかったので、ラジオ番組が最大のエンターテインメントでした。「鐘の鳴る丘」や「向こう三軒両隣」などのラジオドラマ。落語、浪曲、歌謡曲。「トリス・ジャズゲーム」などの音楽番組。「話の泉」などのクイズ番組。こうして私の「教養」(?)の基礎は、すべてラジオに育てられたのです。私は定年まで某放送局に奉職したのですが、入社の動機は「ラジオドラマの演出をしたかったから」ということでした。聴き手の想像力に多くをゆだねるラジオドラマの奥深さが、好きで好きでたまらなかったのです。入社してすぐに報道部門に引っこ抜かれたため、結局夢は叶いませんでしたけれど…。本当は今でも、テレビよりも、ラジオの方が好きなのかも知れません。時たま、我が家に一台だけあるラジオのスイッチを入れて、静かにクラシックやジャズの番組を聴くと、心がしっとりと落ち着いてくるのを感じます。志ん生や文楽の落語をまたラジオで聴くことができたら、どんなにいいだろうとも思います。私は、この名人たちのナマの高座に何度も接しているのですが、記憶に蘇ってくるのはラジオから流れてくる噺の数々なのです。不思議ですねえ。映像を伴わない聴覚だけの世界のほうが深く心に沈んでいるなんて。

急に冬らしく冷え込んできましたね。みなさん、お風邪など召しませんように。

  硝子戸に夕日動かず冬めける      大波

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芸人の寿命

きょう、ふと、「猿岩石」という芸人コンビの名を思い出しました。みなさん覚えていますか?なんでも無一文で放り出されて海外をヒッチハイク旅行し、その模様を伝えるテレビ番組や本が爆発的に売れまくったコンビですが、その後これがいわゆるヤラセだと暴露されて、あっというまに消えてしまいました。いやはや、芸人なんて実にはかないものだと思わされた象徴的な二人でした。その後もはかなく消えたり、消えかかっている芸人さんは後を絶ちませんね。「なんでだろ~」とか歌いながら、ジャージの腕をくねくねくねらせていたテツ&トモなども、最近は全く見ませんね。シャンソンをバックに、マイナス指向のギャグを放っていたヒロシも、もう消えたのだろうか。ギター侍の波田陽区も、ほとんど半透明の状態ですね。今最も興味があるのは、「そんなの関係ねえ」の小島よしお。彼がまともな服を着るのが早いか、消えてしまうのが早いか、固唾を呑んで見守っているところです。消えたと言っても油断してはなりません。ルー大柴のように、ミラクル的にリボーン、つまり奇蹟的に復活する例もありますからね。芸人ではないけれど、女優の矢田亜希子の復活は絶望的なのでしょうか? 草なぎ剛くんと共演したドラマ「僕の生きる道」なんか、大好きだったのに。

  身に沁みて聞く噂などありにけり      大波

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キムタク論

まだ映画「HERO」は観ていません。妙な癖があって、テレビや新聞雑誌その他で、宣伝攻勢が凄まじく展開されているうちは、どうもその映画を観る気が起きないのです。ベストセラーの順位に上っているうちは、その本は絶対に読みたくないし、アマノジャクって、きっとこーゆー人のことを言うんですね。それはともかく、「HERO」はテレビドラマでスペシャルを含めて、全部観ました。面白かったですね。スーツを絶対に着ない検事、通販好きで、発想が飛んでいて、キムタクのカッコよさ全開。だから映画もきっと面白いだろなあ、とは思います。キムタクの演技は、松田優作の亜流だと批判する向きもありますが、私はキムタクはキムタクなりにがんばっていると思います。ただドラマに限って言うと、私は「HERO」より、「エンジン」のほうが好きです。「HERO」とか、パイロットの「GOOD LUCK」とか、アイスホッケーでしたっけ?「プライド」とか、こういう流れはカッコよさがやや鼻につくような気がします。三流レースドライバーの「エンジン」や映画「武士の一分」のように、なんだかちょっとミジメというぐらいが、一番安心して観ていられるんですよね。歌は、SMAPのなかで一番うまげに見えますが、ソロは無理だろうなあ(笑)。

 ピラミッド状に月見の団子かな      大波

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苗字のない彼女たち

最近ふっと気がつくと、苗字のない一字名前の女優さん、タレントさんが少しずつ増えているような気がします。例えば、香里奈。テレビドラマ「牛に願いを」で、相変わらずの不愛想な演技に磨きをかけています(笑)。それから、昨日観た映画「サイドカーに犬」に、ミムラが出演していました。なんだか以前よりほっそりときれいになっていました。たしか指揮者の金聖響と結婚したんでしたっけ? 夏帆という美少女もいますね。近く公開される主演映画「天然コケッコー」はぜひ観るつもり。原作漫画(くらもちふさこ)のファンだったから。それから、優香、小雪、りょうと、一字名前は美形ぞろいなのが特色。モデル出身が多いせいでしょうか(YOUはちょっと違うかな?…笑)。これに対して男性陣は、きたろう、ベンガル、白竜、SABUと、ややズッコケか強面の人が多いのはどうしてなのかな? まあまあイケメンと言えるのは、瑛太ぐらいでしょうか。つんくは違うよね(笑)。

  中元の渋手拭に名の一字      大波

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そう言えば…

戸田恵利香も、正しくは、戸田恵梨香じゃありませんか。

なんということでしょう! かつては女性の名前を覚え記憶することにかけては、奥の細道界隈では一番と言われたこの私が! 老いるということは、辛いものでござる。

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20年目の高田みづえ

ボーッとテレビを見ていると、私があまり好意を持っていないみのもんたさんが映っていますので、チャンネルを変えようとしたところ、なんだなんだ、この相撲部屋は?見たこともない若い相撲取りが数人稽古をしている中に、おかみさんらしい小柄な女性が日々ガンばっているところが映っています。ああっ、これは高田みづえだぜっ!…思わず座りなおしてしまいましたね。元若島津の松ヶ根親方と結婚して20年、なぜか突然、高田みづえがテレビ生出演しているところだったのであります。透き通った歌声と、くぼんだ二重瞼が大好きで、いまなおみづえファンの私は、CDのベスト盤ももっているんだからねっ。松ヶ根部屋は、まだ一人も関取が出ていないそうで、みづえおかみさんも苦労しているんだろうなあ。若い力士たちが勝ち星をあげると「おめでとう!」と抱きつかんばかりに祝ってやり、負けて戻ってくる者には笑顔で「また頑張ってね」と迎えてやる、いいおかみさんです。部屋の宴会では、カラオケで懐かしのヒット曲「硝子坂」を歌うという大サービスまであったのには、正直驚きましたね。明るさと優しさと元気が魅力的な高田みづえおかみさん、これからは弱小松ヶ根部屋を精一杯応援してやろうじゃないかっ!!

  大風の庭とほり過ぐ五月場所

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