八代亜紀「夜のアルバム」
演歌&ジャズファンとしては、待ちに待ったアルバムをついに入手!!o(*^▽^*)o
もともとクラブ歌手だった亜紀姐さんのハスキーヴォイスの強力なこと! ヘレン・メリルにも、ジュリー・ロンドンにも、ペギー・リーにも負けないパワーで、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」「クライ・ミー・ア・リヴァー」「ジャニー・ギター」などを歌いまくります。
なかでも、同じようなメロディ・ラインを持つ「いそしぎ」と「五木の子守唄」を一曲に合体させた歌が、編曲のうまさも相まってなかなかの聞きものでした。
「私は泣いています」とか「再会」とかの日本の歌もジャジーに歌いこなしているので、違和感がなくて八代節をたっぷり楽しめました。
歌も年輪ですね、コクですね(笑)。
身にしみて声つややかに八代亜紀 大波
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コメント
八代亜紀「夜のアルバム」は、松尾和子の「夜のためいき」を意識したタイトルなので(「再会」を歌っているのは彼女へのオマージュでしょうから)、演歌や歌謡曲を歌う歌手のジャズの歌で、これは世界で通用すると鳥肌が立ったのは青江美奈がナット・キング・コールの弟のフレディ・コールと歌った「We're Almost Close To Love」でしたが(残念ながら彼女の遺作になってしまいました)、松尾和子の「いとしのバレンタイン」も素晴らしかったので、買おうかどうか迷っていたのですが、そうですか、そんなにいいですか。青江美奈やポール・マッカートニーのように誰もが知っているわけではないという歌を歌ってジャズ屋を唸らせるのではなく、曲目を見ると誰もが知っている歌ばかりだったので、わたくしなどはオリジナルが耳タコですから、ヴァースから歌っているとか、こんなアレンジで歌うのは聞いたことがないという売りがないと手が出ないと思っていたので、「いそしぎ」と「五木の子守唄」を一曲に合体というアレンジは、「舟歌」のジャズ版かという面白さがあり、これ一曲で買いですね。
投稿: 猫髭 | 2012年10月10日 (水) 19時32分