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不機嫌な春

多摩センター駅前を流れる川岸、桜がいっせいに開花しました。いやはや、美しい!

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それなのに、私は、なんとなく機嫌がよろしくないのです。理由もなく、怒りっぽくなっています。春荒れの天候でさんざん焦らせた上に、今さらどや顔で咲き誇ってみせる桜の花どもが憎い(笑)。

老人性の神経症だと思いますけれど、まったく理由がないのに、とにかく何にでも腹が立つのはどうしたわけでしょう? 政治が悪いのか、東京電力が悪いのか、TV画面にのさばる芸人と称する連中がウザいのか、自分でもどうにも説明できません。

故山口瞳先生は、こういう状態を(世の中に対して)「なにか、こう、居心地が悪いからだ」とおっしゃっていました。そうかも知れませんねえ。でも、山口先生はこういう状態を「小説を書くことによって乗り越える」としてらっしゃいましたが、私にはその手段はありません。筆のすさびみたいな、かぼそい俳句だけでは、この内面的なギザギザ感を乗り越えることは、到底不可能でしょうね。

早く、さわやかな初夏の風に吹かれたいと思うだけなのでした。

   川ぞひの提灯貧し朝ざくら     大波

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