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「大」という字

立冬ですけれど、やっぱり、まだまだ冬という感じはしませんね。

大垣を旅している時に、地元の市でリッパな大根を売っているのを見ました。いかにも冬らしい町の光景で、大根がとてもお安かったので買いたいなと心から思いましたが、旅の途中であんなに重そうなものを買うわけにもいかず、未練を残しながら諦めました。旅する男が、主婦感覚ではいけないのだなあ(笑)。

大根=ダイコンは、むかし「オオネ」と言ったそうです。「大」という字には、「ダイ」と「オオ」という二つの読み方がありますね。オオという訓読みは和語、ダイという音読みは漢語、と井上ひさしの「日本語相談」に書いてありました。私たちの同人誌のように「ヒロ」と読ませることには、当然触れていませんでしたけれど(笑)。

この本には、「大地震」はオオジシンと読むのが正解か、ダイジシンが正しいのかという設問があって、私も(はて? どっちだろう?)と考えてしまいました。大津波はオオツナミと読みますから、オオが正しいのかなとも思いましたが…。

でも、和語を漢字表記した場合は漢語の読みとするそうなので、ダイジシンが正解なのかもしれませんね。そう言えば津波は、ツナミという和語の読み方しかありませんものね。結局、浅学の私は、こういう問題は解けそうで解けないまま終わってしまいます。今回も同じ。

余談ですが、大根の細切りに油揚げという味噌汁が、一番好きです。豚汁のなかの大根もおいしいですよね。

   大根の太きを卸し冬立てり      大波

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