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さよならVHSビデオテープ

VHSビデオ付きのDVDレコーダーを一台持っています。このレコーダーを使って、かつてVHSテープとして売られたけれども、まだDVD化されていない映画などを、時々観たりしています。

こういう古い映画作品たちは、結構数多いんですよねえ。たとえば、竹中直人が監督した「119」という映画、深作欣二の名作「軍旗はためく下に」、ナタリー・ウッドとスティーヴ・マックイーンが共演した「マンハッタン物語」等々…。これらの映画は、あるいはすでにDVDになっているのかも知れませんが、少なくとも私はDVD店であまり見かけたことがありません。

これらVHSテープの値段を見てみると、ほとんどが1万5000円ぐらい。安いものでも7000~8000円しますから、すこし前の時代では如何に映像作品が貴重なものだったかがよく分かります。もちろん私が手に入れたテープは、殆どが中古安売りのワゴン市で買い求めたものばかりですけれども。

ビデオテープ時代のあと、実に短い期間でしたが、レザーディスクの時代がありました。このLDのほうはテープより幾分割安でしたので、これも結構な量の作品を所蔵しています。こちらのほうは映画よりオペラなどの音楽作品が多いのですが、中にはドリス・デイのミュージカル映画「二人でお茶を」や、ジャズ・トランペッターのチェット・ベイカーの伝記的ドキュメンタリー「レッツ・ゲット・ロスト」など、DVDではなかなか手に入らない作品もあり、捨てるわけにはいきません。

しかし問題は、それらのソフトを見聞きできるハードメカのほうで、VHSテープレコーダー付きのDVDレコーダーは最近急速に機種の数が減っており、またレザーディスクのプレイヤーは既にすべて生産が中止されています。私はどちらも愛用のメカを持っていますけれども、故障でもしたらお代わりが利きませんので、薄氷を踏む思いです。VHSテープなんかは、すべてDVDに移し変えて、さようならしたほうがいいのかもしれませんねえ。

電化製品の驚くべき進歩に、そろそろついていけなくなりそうです。淋しいです。

   銃眼のやうな窓あり空は秋      大波

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