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隠居大学

旗坊さん、私を「前向き」の老人と認定してくださって、どうもありがとうございます。

正直な話、私は自分を「前向き」と思ったことが一度もなくて、いつもぐじゅぐじゅ退嬰的なことばかり考えている「後向き」人間だと思っていましたので、とても嬉しいです。

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さて、いま手にしているのは、写真のような「隠居大学」(朝日新聞出版)という本ですが、これは前向きの翁にふさわしいのかしらん?(笑)

この本は、コラムニスト(って何だ?)の天野祐吉さんが、お年を召された文化人の方々にインタビューして、おもしろ可笑しく世間話を交わしているのを一冊の本にまとめたものです。

イタビューの相手になったのは、横尾忠則、外山滋比古、赤瀬川原平、谷川俊太郎、坪内稔典、安野光雅の六人。

お断りしておきますが、ほとんど何の役にも立たない本です。だって、谷川さんは「ボケるが勝ち」みたいなことをおっしゃっているし、坪内先生は「うふふ」の句をPRなさっているだけですから(笑)。

横尾さんは、隠居ってこと自体に興味がない、とはっきりおっしゃっています。じゃあ、なんのための隠居大学なんですか?(笑)

まあ、現在の高齢化社会では、「隠居」という言葉はシャレ以外には意味を持たず、ほとんど実態はありませんね。老人にとって「隠居」は、永遠の憧れになりつつあるのかも…。

   たびたびに脚を休めて磴の秋     大波

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