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八朔の稲たち

歳時記によれば、八朔は八月一日、稲の稔りを期待する時期の季語で、正確にはもちろん陰暦で句を詠まなければならないでしょう。でも現実に農作地帯ではいま「青田」の時期を過ぎて稲が穂を孕みはじめ、農家の人たちは秋の豊作を祈るような気持でいるでしょうから、新暦の八月一日に「八朔」の句を詠んでも、別にかまわないような気がします。

しかし、福島原発からの放射能に稲藁が汚染されていたという昨今の情勢から、いったい東北・関東の米たちはほんとうに安全なのかという恐怖がジワジワ拡がっているようです。近年では、最悪の八朔でしょうね。西日本では古来、八朔の日に豊作を神に頼む「たのみの節句」という行事が行われていたそうですが、今神様になにかを神様に頼むとすれば、ひたすら「食の安全」ということになりそうですね。近頃ではなんとなく牛肉を警戒しがちで、肉というと豚や鶏ばかり食べている我が家です(笑)。

話はガラリと変りますが、ドラマ「胡桃の部屋」の竹下景子の母親、凄いですね。夫が失踪して別の女性と暮しているという現実に耐えて耐えて、ついに耐え切れすブチ切れてしまうという迫真の演技。むかしは「お嫁さんに欲しい」国民的女優と言われた人が、よくぞこんな母親役をこなすまでになったもんだと感心しまくっています。

   八朔のカード紛失届かな       大波

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