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大震災とメディア

大地震発生から1ヶ月もたたないのに、震災と津波、原発事故などを特集したグラビア雑誌が次々に出ています。Img_1659


テレビ報道を観ているだけで気持が落ち込むのに、雑誌の写真で惨憺たる被災地をあらためて見るのは躊躇われるし、原発をめぐる討論などは、きわめて分りにくくて読む気がしない、という気分は確かに私にもあります。Img_1662

でもいまは、テレビ、新聞、雑誌、そしてネットとさまざまな情報に接して、あらためて自分の周辺についてだけでも、さまざまに考えをめぐらせてみる時期なのかもしれないですね。「AERA」の緊急増刊を読みながら、しきりにそんなことを感じました。Img_1661


いろいろな識者がいろいろな意見を書いたり語ったりしているわけですが、私は精神科医の香山リカさんが、著名人やスポーツ選手が「今こそ立ち上がろう」と強いメッセージを送るけれども、これだけの深い傷を負って、そんなにタフな人間がどれだけいるでしょうか、と疑問を呈していたのに共感を覚えました。香山さんが「いまは、歩みを止めてじっくりと哀しみに向き合えばいい」と語ったことも、胸にとどめておきました。


豆腐屋の来てゐる門に春の蝶      大波

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