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佐野洋子対談集「人生のきほん」

お天気ねえさんの元締めのようだった半井さんが、週刊誌の不倫報道のせいなのでしょうか、三月いっぱいで降板ですって……。ガックリきました。い~じゃん、不倫の恋だって。不倫すると、お天気が当たらなくなるとでもゆ~のかい?(笑)。文春だろうが、新潮だろうが、週刊誌報道って余計なお節介ばかりでタチが悪いから、私はマンガ週刊誌以外は一切読まない事にしているんです。035


ところで、この本は、故人となった絵本作家でエッセイストの佐野洋子さんが、同じ武蔵野美術大学の後輩である西原理恵子、リリー・フランキーの二人と、人生について語りまくった最後の対談集。いやあ、面白いのなんのって、病気と闘いながらあけすけに語る佐野さんのパワーに、まず頭が下がりました。超おすすめ!034


もともと私は、佐野さんとサイバラのそれぞれウマヘタな絵本が大好きで、さまざまなマンガと一緒に押入れの中に大事に所蔵しています。対談集の中で、佐野さんが「生きる、というのは、死ぬまでのひまつぶしという感じ」「だけど生きてると、くだらないことがおもしろかったりするじゃん」「だから生きてみなきゃ、わかんないんだよね」という言葉は、聖書の箴言のように、お経のサワリのように、心に沁みました。そうか、それが超名作「100万回生きたねこ」の大事な思想だったんだな。036


佐野さんとサイバラの二人の共通点は「怒り」だそうで、男はみんなぶっ飛んでしまいそうですねえ。サイバラの超名作マンガ「毎日かあさん」が映画化されて公開されていますけれど、サイバラに扮した小泉キョンキョンがこの過激さと優しさをちゃんと表現できているか、ちょっと心配。キョンキョンは、同じマンガ家の大島弓子も演じた事があるだけに……。


浅春の木々のゆるがず物言はず        大波

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