« 2010年7月10日 | トップページ | 2010年7月24日 »

小石川後楽園吟行

最近の「大」の吟行句会は天候に恵まれるケースがほとんどで、きょうも梅雨晴れのよい天気になりました。都心の中では木陰が多くてとても涼しく、暑い時期にはうってつけの吟行地として選んでおいたのが小石川後楽園。狙いはズバリと当たって、炎天の下で歩き回ってもさして苦にならずに、それぞれ句作に励むことができました。Img_0506


水戸様のお屋敷跡の泉水庭園に入ると、まず出迎えてくれるのが、白糸の滝と呼ばれるこじんまりした滝の流れ落ちる涼しい水音です。これだけでもホットした気分になりますが……、Img_0498


そこに群れ集まってきたのが可愛い小鴨たち。一羽だけ少し大きめの鴨がいて、10羽ほどの小鴨たちを見守っている様子なのですが、これがどう見てもオスの鴨。はて母親はどうしたのかな?鴨の世界でも育児は男性の手に移りつつあるのだろうか、などとひとしきり話題になっていたのでした。Img_0502


大名屋敷のお庭にしては田んぼがあったり、梅林があったり、黄門様の遺徳を偲ばせる素朴さが俳人にはこたえられない魅力の場所ですが、今の季節のいちばんの見ものは、今を盛りと咲き誇る山百合でしょうか。ほかに籔カンゾウなどの花々もきれいです。こんな環境での吟行でしたので、句会でものんびり悠々とした句が多く出た感じがしたのでした。


富士見堂とて山百合のほか見えず      大波

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年7月10日 | トップページ | 2010年7月24日 »