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私の好きな「たけし映画」

きのう北野武の最新作品「アウトレイジ」の話をしましたけれど、実は、私は「たけし映画」の大ファンなのですね。これまでに公開されたほとんどの作品が好きなのですが、その代表的なものを挙げてみますと……Img_0424


まず、初期のバイオレンス・ヤクザ映画「ソナチネ」が大好きです。北野監督のキャスティングのうまさはこの頃から抜群で、勝村政信のチンピラ役なんて、いいのなんのって…。沖縄の浜辺でヤクザどもが紙相撲の真似をして遊びたわむれるシーンは、可笑しくて哀れで涙が止まりませんでしたよ。Img_0425


次に完全にノックアウトされたのが、「Dolls」(ドールズ)です。文楽「冥途の飛脚」を題材に、菅野美穂と西島秀俊の二人が赤い紐で結ばれたままこの世をさまよい続ける耽美的な世界に魅了されました。三橋達也と松原智恵子の老いの愛とか、元アイドルの深田恭子とか、「たけし映画」とは信じられない出演陣ではありませんか!Img_0428


たけしの「座頭市」は、斬り合いの相手が浅野忠信ですからね。凡百のチャンバラ映画とは格が違うという感じです。クライマックスの集団下駄タップダンスも迫力満点。この一本があるので、香取慎吾君の「座頭市」はあまり見にいく気がしなかったんですね(あれ?綾瀬はるかの女座頭市は?…笑)。

このほか、「菊次郎の夏」や「キッズ・リターン」、「あの夏、静かな海」も大好きです。俳優としてのたけしは、「バトル・ロワイヤル」「戦場のメリー・クリスマス」、そして「血と骨」が超おすすめです。

乾きたる溝や蜥蜴のひた走り        大波

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