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お風呂マンガ「テルマエ・ロマエ」

もし何か面白いマンガを読みたいとお思いでしたら、迷わずにこの「テルマエ・ロマエ」(エンターブレイン)をお買いになることをお奨めしたいです。今年のマンガ大賞と手塚治虫文化賞のダブル受賞に輝く爆笑マンガ。昨今のコミックスは医療から百人一首まで、題材にならないものはないといってもいいほどなのですが、流石に「お風呂」を題材にしたマンガは初めて読みました。Img_0363


古代ローマのお風呂の設計技師が、なぜか現代日本の銭湯や家庭風呂、温泉などにワープ(時間旅行)してしまうという奇想天外なシチュエーション。主人公ルシウスが日本の銭湯で得たおなじみの富士山の絵、脱衣のカゴ、フルーツ牛乳などの知識を古代ローマに持ち帰って普及させるというメチャクチャなお話が、実に可笑しくて笑いが止まりません。Img_0364


中でも、ルシウスがワープした先が、猿も浸かりに来る露天風呂で、猿たちが古代ローマ人の姿に驚いてしまうなどというくだりは爆笑の極致でした。マンガ大賞も納得です。作者のヤマザキマリさんという人がどういう人なのか全く存じませんが、どうやらポルトガルに住んでいて古代ローマの知識もハンパではなく、マンガの合間合間に挿入される「ローマ&風呂、わが愛」というエッセーも、すっごく面白いです。ちなみに「テルマエ」とは「浴場」という意味だそうです。


ひとつ風呂浴びたきけふの溽暑かな       大波

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