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エルガー「チェロ協奏曲」

NHKハイビジョンのテレビを観ていたら、5・1体感デジタル・サラウンドという長時間スペシャル番組をやっていて、ベルリン・フィルの演奏ライブを始めました。指揮はダニエル・バレンボイム。曲はエルガーのチェロ協奏曲。エルガーのチェロ・コンと言えば、難病のため若くして引退・他界した天才チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレの代名詞的名曲で、しかも指揮のバレンボイムは彼女の夫だった人です。彼女とバレンボイムをめぐるエピソードは「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」という劇映画にもなっていますので、ご存知の方は多いでしょう。私はこのジャクリーヌの演奏が大好きで、LPもCDもいっぱい持っています。きょうのチェロのアリサ・ワイラースタインも若い女性で、しかもバレンボイムが才能を見出した人だということで、ジャクリーヌよりもやや太めながらも、全身をしなわせながら劇的なエルガーの協奏曲を奏でる姿に、生前のジャクリーヌを重ね合わせずにはいられませんでした。バレンボイム自身は、いったい何を考えながら指揮していたのでしょうかね。演奏中、いっぺん指揮棒を取り落とすとゆ~ハプニングもありましたが、あれはジャクリーヌの霊が蘇ってきたのか(笑)。演奏は、サポートが天下のベルリン・フィルのサポートだけに、たいへん結構でした。

爽やかな五月のスタートで、気持ちよかったですね。

  駆け抜けてゆくメーデーの列の隙       大波

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