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父の忌

4月8日は花祭り、そして虚子忌ですが、その前日の7日は、実は私の実父の命日です。私の父は、ホトトギスの富安風生の教えを受けて、遠藤梧逸主宰の下で俳誌「みちのく」の編集長をつとめた俳人でした。逝去のさいに、「明日には早速虚子に会ひたまへ」という師からの悼句を受けていますが、もちろんこれは虚子忌を踏まえた句であり、無季の句ではありません。父が亡くなったのは1978年、地球温暖化の影響はまださほどではなかったので、当時の私の勤務地の大阪でも、もちろん故郷の仙台でも、桜の花にはちょっと早かったという記憶がうっすら残っています。それにしても、父は享年73、今年中に私はこの年齢に達してしまいます。散り始めた桜を見ながら、少し複雑な思いをしています。

  ちる花の吸ひつく苔の青さかな         大波

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