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別冊カドカワ「井上陽水」

何も読む本がなくて、本屋さんに行くと「蒸す料理」とか「やさしい圧力鍋」とかの料理本ばかり買っている私です(笑)。これは古希を過ぎて、私の知性度がどんどん低下しているせいなのですが、こんなことじゃいけないと買った一冊が別冊カドカワの「井上陽水 総力特集」でした。これはいわゆるムックなのですが、表紙を開くとカラーあるいはモノクロで例の黒メガネのポートレートがいっぱい現れて、それだけで陽水のねっちりした歌声が聞こえてきそうな気配です。俳人はもちろん川柳作家、歌人、詩人…要するに日本の詩歌に取り組んでいる人は、好き嫌いは別として、みんな陽水を聞いてみるべきだ、というのが私の持論です。だって、こんなにブッとんだ歌詞を書く人って、ほかにいないじゃないですか。「カナリア」という歌なんて、半分以上「カナリアカナリアカナリア」と言ってるだけなんですからね(笑)。それでいて、ちゃんとした歌になっているという点が、実に怖ろしいことです。本の中で、平原綾香が「陽水さんの歌は、歌詞そのものがメロディを作っている」と述べているのはまったくその通りで、ああ、オレもそんな俳句を詠めたらなと思うのです。ちなみに私が好きな陽水の歌は、「少年時代」「ライバーサイドホテル」「飾りじゃないのよ涙は」「アジアの純真」「カナリア」「東へ西へ」「氷の世界」といったところでしょうか。

  寒影の伸びて井上工務店        大波

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音楽」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。
陽水に慰められ励まされたひとりです(^^ゞ
彼の「枕詞」からの始まりはどこにゆくのか、いつも注視しています。
ちなみに私は「太陽の町」が好きです。

陽水を聴いていると、
なぜか上海の青空にひとりきりになったようで、とまどうペリカンと、いっそセレナーデを踊りたくなりますが、これじゃダンスはうまく踊れないし、誘惑されて、
恋の予感があったとしても、ワインレッドの心の色は、
愛されてばかりいると理解できずに、
新しいラブソディーを二人で歌うことにはならず、
ひとりで夏の夜ハーモニーを口ずさんでいます。

投稿: | 2010年1月14日 (木) 12時13分

電話口で「雨ニモ負ケズ」をI/Yはメモを取るでもなく聞きながら「カヤブキ屋根かぁ」とか「自分を勘定に入れずってすごいフレーズだねぇ」などと感心していた。
しかしI/Yは感心しておきながら「雨ニモ負ケズ」を結局『ワカンナイ』と言い出す。
http://www.kanshin.com/diary/1927835

投稿: | 2010年1月18日 (月) 00時48分

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