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マンガ「ちはやふる」

お正月に何か読むマンガはないかと思って、本屋さんでたまたま手に取ったのが末次由紀さんという人の「ちはやふる」でした。へえー、これって「マンガ大賞」を取っているんだって、どれどれ。「ちはやふる」って落語にもありますよね、百人一首の「千早ふる神代もきかず竜田川…」という、あれです。つまりこのマンガは競技カルタを題材にした珍しい作品だったのですが、いやあ、その面白いこと! 私はずっぽりハマってしまいました。主人公の綾瀬千早(この名前が実にいいじゃありませんか!)がかるたクイーンを目指して、固い絆で結ばれた友人たちと青春街道をまっしぐらに駆けてゆくというストーリーなのですが、競技カルタのルールの詳細から勝敗のツボ、たった一字の読み上げだけで札を取りにゆく超人的なスポーツ性、等々をあますところなく描写して、波乱万丈、ワクワクドキドキのマンガになっているのです。少女マンガとしては、確かに出色の出来の作品ではないでしょうか。私は年甲斐もなく「青春」が大好きじいさんですので、目下大喜びです(笑)。そういえば、テレビドラマの書道を題材にした「とめはねっ!」もかなり面白いし、日本固有の文化が親しみやすいスタイルで登場するこの傾向は、なかなかよろしいのでは…。

  抽斗の奥に伏せたる歌留多かな        大波

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