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アリス=紗良・オット

この不思議な名前の人はピアニストなんですね。CDのジャケット写真を見ると、ほっぺのふっくらした可愛らしい若い女性なので、ついつい衝動買いをしてしまいました(笑)。CD不況と言われる昨今では、こんな「ジャケ買い」をしてしまうのは、どうやら私のような高齢世代にきまっているらしいっす。CDはショパンのワルツ集。前にもそんなことを書いたことがありますが、ピアノの詩人ショパンって見かけはポピュラーなのに、演奏は超難しいんですって。なるほど、例の「子犬のワルツ」なんてあのスピードで弾くのに、指がもつれてしまうんじゃないかと心配になってしまうほどです。ところが、このアリスちゃん、クラシックの名門グラモフォンからデビューしただけあってどうもタダモノではなさそうで、いともかるがるとワルツの難曲を次々弾きこなしていくんです。ジャケット解説を読むと、アリスちゃんのデビューCDはリストの「超絶技巧練習曲集」だったとのことで、それじゃあバカテクのピアノは無理もないのですけれど、アリスちゃんのピアノには切々とした感情がこもっていて、たっぷりとショパンの「孤独」を伝えてくれたんですよ。これは、間違いなく最近の掘り出し物だ。アリス・サラ・オットちゃんに一目惚れしてしまいました。

  夜の雲のしろじろ光る神迎         大波

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