« 2009年11月26日 | トップページ | 2009年11月28日 »

喪中のはがき

毎年今頃の時期になると、喪中の年賀欠礼のご挨拶状が届き始めます。このトシになれば、年毎に喪中はがきの数がふえていくのですが、身に応えるのは自分より若い学校や職場の後輩の永眠の挨拶です。きょうも、そんな一人で、大学の後輩K.S君の奥様から喪中はがきをいただきました。彼とは大学時代に一緒に演劇部に在籍し、何度か一緒に舞台に立ったこともあります。今、当時の写真アルバムを見ていると、いつもほっそりした顔に笑顔を浮べた元気なK君が写っています。温和だけれども、シャープな批評眼を持った頼もしい後輩で、大学卒業後は地元の新聞記者として活躍していたと聞いていました。卒業後は会う機会も無いままに年賀状のやりとりだけのつきあいでしたが、いつか再会するときもあるかも知れないとひそかに思っていただけに、思いがけない喪中はがきにしばらく呆然としていました。同じアルバムには、当時同じように演劇に打ち込んでいた亡妻の写真も貼ってあり、おいおい皆おれを置いて先に行ってしまうのかよお、と泣きたくなる夜でした。

  裸木の小枝に星の止まりをり       大波

| | コメント (0)

« 2009年11月26日 | トップページ | 2009年11月28日 »