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ピアニストを演じること

ドラマ「ロングバケーション」でのキムタクの役は、音楽コンクールに挑戦する若手ピアニストだったわけですけれど、演奏場面には、そこはかとなくヒヤヒヤさせられるものがありましたね(笑)。もちろん随所で肩越しにキムタクの指使いをカメラに納めたりして、懸命に本物のピアニストぶりをアピールしていたのですが、いくら諸事チョー器用なキムタクだって短期間に演奏会場の聴衆を全員感動させる天才ピアニストになり切るのはチト無理だったんじゃないかな。これまでのところ、私をまあまあ納得させるようなピアニスト演技を見せてくれたのは、やはり「のだめカンタービレ」の天然天才女流ピアニストのだめこと上野樹里ぐらいでしょうか。樹里ちゃんは映画「スウィングガールズ」でも誤魔化しなしのサックスプレイをしていましたし…。それからずいぶん昔のドラマになりますが、和田勉演出で話題を呼んだ「ザ・商社」の夏目雅子のピアニストぶりが凄かったという記憶があります。なにしろ彼女が弾いた(ということになっている)ショパンの「革命」が、いまだに耳に残っているぐらいですからね。話がブッ飛びますが、夏目雅子がやや前衛的な俳句を詠んでいたことをご存知ですか?「時雨てよ 足元が 歪むほどに」などという句があります。たった27歳で亡くなるなんて、惜しすぎますよねえ。ピアニストもそうですが、貴重な成り切り女優だったのに。

  落葉煌く 日は山の端にさしかかり      大波

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