« 2009年11月14日 | トップページ | 2009年11月16日 »

浅草吟行記

浅草への俳句吟行は数え切れないほど何度も体験しているのですが、決して飽きることがなくて、汲めども尽きない魅力があると思っています。朝顔市や羽子板市、酉の市、三社祭、歳末、正月と季節ごとに変化に富んだ、人間の暮らしが渦巻く場だからでしょう。きょうは生憎の吹き降りの天気で、浅草寺境内の菊花展に出品されていた厚物咲きの菊の鉢がバタバタ倒れている景を見ることが出来ました。これをC羽さんが「突風に倒れ県知事賞の菊」と面白く詠んでくれましたが、これもまた浅草らしい俳諧の世界。句会場の浅草公会堂前にスター芸能人たちが遺した手形広場では、先日亡くなった森繁久弥さんの手形に立派な菊の鉢が供えられて、Y雪さんが「森繁の手形に菊の献花かな」と詠む見事な即吟を披露してくれました。浅草は、やっぱり面白いですねえ。お土産に、舟和のあんこ玉を買いました。

  冬雲の飛ぶや雷門の空       大波

| | コメント (0)

« 2009年11月14日 | トップページ | 2009年11月16日 »