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松島の旅

七月の気仙沼につづいて、今回は日本三景のひとつ、松島を吟行してきました。ふるさと宮城県の吟行なのですが、今回も日程はびっしりで仙台の兄姉に会う時間が取れず、あたふたと帰京してきた次第です。俳人とは旅人、と芭蕉のようなしみじみした心境になったことでした。松島~奥松島を中心にした二日間は、絶好の好天に恵まれて、この時期のみちのくにしては暖かい吟行日和。波静かな松島湾の島々を眺めながら、せっせと俳句を詠んだのですが、正直なところ、瑞巌寺、五大堂、大高森、野蒜海岸と半世紀前の青春時代の記憶がまざまざと蘇ってくるような風景の連続に心奪われて、どこまでちゃんと俳人らしく振舞うことができたのか、自信ありませんでしたね。ほんとうに、故郷は遠くにありて思うものだっちゃ(仙台弁)、カンベンしてけろ(これも仙台弁…笑)。帰りには、仙台駅で土産の笹かまぼこを買いました。牛たんとか、萩の月とか、私の子ども時代にはなかった土産物はどうも買う気が起きない古い古い仙台人の私でした。

  島々の根に砕けたる冬の濤      大波

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