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南田洋子さんの死

まずは、ご冥福をお祈りします。女優・南田洋子がどんな映画に出ていたのか記憶を辿ってみますと、まことに申し訳ないことですが、「太陽の季節」と「幕末太陽伝」ぐらいしか思い出せませんでした。日活時代は小林旭や宍戸錠などのアクション映画に厖大な出演本数があった筈ですが、印象に残るものは残念ながら殆どなかったように思います。プログラムピクチャーに華を添えるといった役割を淡々とこなしていた感じですね。でも、映画俳優がすべて田中絹代や高峰秀子のような名優である必要はなく、彼女のような「ごく普通の女優さん」も、もちろん大きな存在価値があったと私は思います。認知症となるまで、夫の長門裕之さんとともに映画・テレビで長い芸歴を全うしたことに、「ほんとうに、ご苦労さまでした」と言ってあげたい気持ちです。

  坂道をのぼれば釣瓶落しの日よ       大波

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

南田洋子は髪型が似合ってないし、芸能番組ばかり出る人、みたいに思ってだけど、あるとき若い頃の和装の美しさにはっとしました。川島雄三の「飢える魂」ですが、きゃしゃでたおやかな色香のある役で、川島監督の映画ではうまく使われている気がします。

投稿: 山猫軒 | 2009年10月24日 (土) 09時08分

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