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タローのショパン

メールの機能は、どうにかこうにか回復したようです。私が寝ぼけて無意識にネット接続の設定を変えてしまったのが原因らしいです。これだから、老いぼれブロガーは老人ドライバー同様に危険きわまりないのですよね。まことに、どうも済みません。

ところで、タイトルのタローですが、イチローのような日本人じゃありません。アレクサンドル・タロー(Tharaud)というれっきとしたフランス人ピアニスト。普段はシャブリエとかラモーとかのフランスの曲を主軸に活躍しているのですが、ショパンも得意中の得意。そのタローさんのショパンの24の前奏曲を聴きました。太田胃酸のCMにも使われた第7番など、フランス人らしく繊細で粒だっていて、あえて言うならばヒヤリとした感触です。「背徳のクラシック・ガイド」(洋泉社)という変態クラシック案内書で、著者の鈴木淳史がこれを「死の世界へ誘うような不思議な音楽」と評しているのですが、そんなふうに聴こえないこともないっすね。すっかりハマってしまいました。タローさんには熱狂的なファンが多くて、これを「タロー現象」と呼ぶそうですが、私も音楽的怪奇現象の渦に巻き込まれたのかも(笑)。

  はやばやと樅の木を据ゑ秋暮るる        大波

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