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映画「カムイ外伝」

昨夜は大家さんのココログさんのメンテだったのに気がつかず、記事一本分をまるまる弾き飛ばしてしまい、あ~~あ、実にもったいないことをしてしまいました。内容はひさびさに観た映画「カムイ外伝」の感想文ですが、仕方がない。もう一度打ち込みましょう。

何しろ貸本や雑誌「ガロ」で白土三平を読み続けてきた人間としては、いつかはこの映画を観なければならなかったでしょう。崔洋一監督の名作「血と骨」では、ビートたけしとオダギリジョーの親子が壮絶な殴り合いを演じ、たけしは実際に肩を脱臼したと伝えられていますが、「カムイ」の忍者アクションはあれをさらに進化させた激烈なものでした。カムイの松山ケンイチは今度は肉離れを起こして撮影が長く中断されたそうで、ヒロインの小雪や海賊伊藤英明との対決シーンは、ワイヤーアクションも加えて超見ごたえのあるものでした。白土三平ものは、テレビのアニメ(「サスケ」など)のほかに、大島渚が劇画そのものを活用した映画「忍者武芸帖」を発表していますが、初めての実写版の「カムイ外伝」はいいセンを行ったと言っていいのではないでしょうか。ただ、原作の持つ唯物史観や被差別問題などの色合いは当然薄められていて、そのあたりが物足りないと言えば言えるのかな。私が入ったシネコンはお客さんが数えるほどしかおらず、客入りが気になりましたね。

  身にしみて追はるる者の物語        大波

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