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「たまちゃんハウス」完結

鶴瓶で思い出しましたけれど、上方落語の世界を題材にしたマンガ、逢坂みえこの「たまちゃんハウス」(集英社)全5巻の最終巻が出まして、早速買い求めました。このマンガだって、ご贔屓の「三月のライオン」だって、みんな少女コミックスのコーナーに置いてあるので、古希を過ぎたじいさんが買いに行くのは、なかなか勇気が必要なんですよ(笑)。落語家の娘として生まれながら、落語嫌いだったヒロイン珠子が、数々の上方噺と陰気な内弟子への恋を通じて、次第に上方落語への愛を深めていくという、まことに気持ちのよいマンガ。逢坂みえこのいかにも上方らしいギャグ満載で、しかも「百年目」とか「替り目」とか江戸落語にも登場する噺のひとつひとつにていねいな解説つきで、作者の上方落語への愛情の深さがよ~~く分かる傑作だと思います。特殊な世界を舞台にした少女マンガなので、そんなに売れないとは思いますけれど……。マンガのあとがきで、逢坂さんは、このシリーズを描くことになったきっかけとして、着物姿の男性の色気に萌えたからというような告白をしていますが、な~~るほど、そ~ゆ~ものなのか。ちなみに私は、今月、江戸落語の重鎮、桂小三治を聴きに行く予定になっています。小三治師匠の俳号は土茶でしたね。

  嵩増して澄みゆくことも秋出水      大波

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