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詩誌「ユリイカ」のイーストウッド

映画「グラン・トリノ」については、すでに感想を書きましたが、この映画を中心にしたクリント・イーストウッドの特集を、詩誌「ユリイカ」が組んでいます。「ユリイカ」は「詩と批評」というサブタイトルを持つ雑誌ですが、このイーストウッド特集号を見ても、「え? 詩なんてどこにあるの?」というぐらい、「批評」のほうに傾いた雑誌だと思います。また、その文章の難解なこと! 特集冒頭の蓮見重彦と黒澤清の対談では、お二人が「イーストウッドは変態」だと意味不明な言葉を連発しますが、これまた私のアタマではよく呑み込めないやりとりだと思いました。最近の私は、トシのせいで、自分だけが分かっているような殊更難解な文や言葉を吐く方々を、あっけに取られて見つめるだけで、「あ~あ、だから天才ってイヤなんだよな」とボヤいている始末です。凡夫は高齢化すると、ますます凡夫度が進むようですね。でもこの「ユリイカ」は、末尾に「イーストウッド監督作品ガイド」を付けていて、これはなかなか役に立つなと思いました。それだけの話。

  剃刀の刃を買ひにゆく秋日和       大波

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