« 2009年9月18日 | トップページ | 2009年9月20日 »

駒場の秋

渋谷で定例句会があるのに、手持ちの俳句が全然ありませんでしたので、井の頭線の駒場東大前駅で下車しました。ここは、東京都心にありながら、教育実習用の田んぼはあるわ、四季の草花の美しい雑木林はあるわ、日本民藝館はあるわ、という俳人にとっての宝の山のような場所なのです。困ったときの東大前、というのが私のモットー(笑)。駅からそろそろと歩いていくと、教育用田んぼ、通称ケルネル田は稲穂が実って黄色くなりかかっておりました。でも刈入れまでにはまだ間がある様子で、名物の案山子の行列にはお目にかかることができませんでした。今年はきっとハトヤマさんの案山子が立つぞと楽しみにしていたのにね…。雑木林に入っていくと、一隅に彼岸花が群れ固まって咲いているのが見え、ほの暗い林の中で炎の列がつづいているように見えました。落葉を溜めて腐葉土をつくるスペースには、褐色でふかふかの落葉山ができはじめていました。日中はまだ少し暑さが残っているのに、このあたりはどこを見ても秋そのものだなあ、と林を渡る秋風を満喫しました。

  お屋敷の裏戸に落葉篭ふたつ      大波

| | コメント (0)

« 2009年9月18日 | トップページ | 2009年9月20日 »