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西原理恵子への憧憬

私自身の高齢化が進むにつれて、たった十七文字の俳句を読むのさえメンドくせえ、ストーリー漫画はスジを追うのもメンドくせえ、映画は映画館に行かなくちゃならないのがメンドくせえ、とゆ~わけでどんどん文化から遠ざかっている今日このごろでございます。そんななかで僅かに私を文化に繋ぎとめているのが、西原理恵子のマンガだと言ったら、笑われるかなあ? 前にも書きましたが、私は「恨みシュラン」や「まあじゃんほうろうき」以来の西原ファンですが、あのサイバラさんも、最近は手塚治虫賞や文化庁メディア芸術祭賞を取るやら、「毎日かあさん」がアニメ化されるやらでメジャーになる一方、ファンとしてはただただ戸惑うばかりです。去年はなんとあの知的、詩的雑誌の「ユリイカ」が特集を組んで、文芸批評家や進歩的ライター、編集者らが「あ~でもない、こ~でもない」とサイバラを分析してくれたのでした。しかし、そんなことはど~でもいいのです。たとえば同じ女性の漫画家でも、高橋留美子や羽海野チカといった人たちは、連載マンガを描いているうちに、どんどんマンガがうまくなっていくのに、サイバラはあれだけ厖大な連載マンガを描いていても、いつまでたってもヘタなまんまとゆ~点に、私は強い魅力を感じますし、憧れちゃうのです。そうそう、俳句もサイバラのようでなくてはならんのだよ、っていうのは俳句がヘタなままの言い訳かい(笑)。

  駅裏のかぼそき川の秋出水         大波

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