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にほんのいきもの暦

財団法人・日本生態系協会って、自然と共存する美しい国づくり、まちづくりに向けた提案を行うシンクタンクなんだそうです。そう言われても、この協会が具体的にどんな活動をしているのか、はっきりしたイメージが掴めませんけれども、とにかくこの財団法人がつくった本が「にほんのいきもの暦」(アノニマ・スタジオ)です。この本は、俳句愛好家ならば歳時記でおなじみの「24節季」に添って、草花や虫、鳥などの生物を美しいカラー写真付きで紹介したもので、まあ、俳句のない歳時記みたいな本とでも言っておきましょうか。特色は例えばオオイヌノフグリやシロツメクサのような外来種の生き物はあえて紹介せず、徹底的に日本本来の種にこだわっている点です。だから、この本は結構俳人向き。ベテラン俳人からは「なんだ、そんなこと、とっくに知っとるわい」と言われてしまうような記述が殆どかもしれませんが、初心者や私のような草花の名前にヨワい俳人には、なかなか役立ちそうな本だとPRしておきましょう。この本で初秋の今頃の生き物として紹介されているのは、ミゾソバやミズヒキなどの花と、シオカラなどのトンボ類。ヒグラシなどの蝉類。…といったところです。間もなく迎える処暑の時期には、エノコロ草やワレモコウなどの秋の花々とマツムシ、コオロギなどが紹介され、秋の深まりを告げることになりそうです。ああ、ほんとに、はやくこのジメジメ暑さが過ぎてしまわないかなあ(溜息)。

  残高を確かめてゐる秋暑かな       大波

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