« 2009年8月9日 | トップページ | 2009年8月11日 »

追悼 大原麗子

このところの芸能ニュースを見ていると、やっぱり気が滅入ってしまいますね。夫の麻薬容疑で離婚を決意しているという矢田亜希子。夫とともにクスリ漬けになって逮捕された酒井法子。そして、二度の離婚ののちに難病で苦しみ孤独死した大原麗子。どの女優さんも嫌いではなかっただけに、それぞれの不幸に痛ましい思いをしています。特に大原麗子さんについては、倉本聡脚本で高倉健と共演した「あにき」や彼女が孤独な人気DJを演じた「たとえば愛」などのテレビドラマが今も忘れがたく、また映画「居酒屋兆治」での薄倖の女性像も胸に刻み込まれています。申し訳ないですが、「男はつらいよ」シリーズのマドンナ役や大河ドラマ「春日局」の大原さんは、あまり印象に残っていません。映画俳優専門の写真家・早田雄二のアルバムを持っていますが、大原麗子の頁をひらくと「小柄で華奢な体とハスキーな声…その不協和音が魅力」といったようなコメントが写真に添えられています。映画産業衰退の時期のスター女優だった大原さんは、そう作品に恵まれていたとは言えなかったと思いますが、独特の「不協和音」が細々とながらもいつまでも響いているような感じがします。ご冥福をお祈りします。

  初秋の洋花小花みな白く      大波

| | コメント (0)

« 2009年8月9日 | トップページ | 2009年8月11日 »