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気仙沼魚市場(補遺)

きょうの私は、魂の抜け殻状態。まだ気仙沼の潮風の興奮から醒めていないのです。

俳句大会を終えて、懇親会でバカ騒ぎして、そのまま泥のようにぐっすり眠り、翌朝早く若い衆(さて、誰でしょう?)に叩き起こされて、ホテルのすぐ傍の気仙沼魚市場を見学に行ったのでございました。ここは、若かった頃の大波記者がかつてサンマの水揚げなどを取材に訪れたところ。でも市場は大改装されたということで、すっかりきれいな近代的な建物になっており、内心ぶったまげてばかりおりました。乱獲のせいなのか、今年はカツオがさっぱり獲れないということで、市場の岸壁には、カジキマグロとサメを水揚げした漁船が1隻停泊しているだけで、なんだかひっそり寂しい感じがしました。
床には、セリを済ませたカジキとサメが無念の表情でマクラを並べ、1箇所赤いハラワタのようなものがうじゃうじゃと山を築いていましたが、これはサメの肝臓。むかし、肝油の原料になったもののようでありました。サメどもはカマボコの原料になってしまうとかで、手鉤で無造作に運搬車の上に投げ込まれ、一匹ぐらい床にこぼれても仲買人はもちろん、カモメさえ見向きもしないというのが、とても哀れでした。威勢のいいはずの魚市場に行って、なんだかしんみりしてホテルに戻って、また10句出しの句会(ギャオス!)。すっかり魚臭くなってしまいましたよ。

  旗魚(かじき)の目黒くうるみて夏の果       大波fish

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