« 2009年7月5日 | トップページ | 2009年7月7日 »

吟行地の変貌

「大」の編集等で俳句吟行から少し遠ざかっていましたが、いろいろな作業に目鼻がついてきましたので、ひさしぶりに国立矢川の吟行に出かけました。相変わらずはっきりしない空模様で、じめじめした空気に梅雨きのこだけがよく育っており、蒲の穂の丈もだいぶ高くなってきました。実は、このあたりから谷保にかけての一帯は、以前から亡妻とよく吟行に来ていたところなのですが、昔は野生化したニワトリが樹上に棲んでいたりして、もっとワイルドで変化に富んだ里山でした。それが都道の整備などでどんどん開発が進み、残念ながらきれいに人工的な場所に変わろうとしています。意志田強固さんの情報によりますと、今後さらに大規模な開発計画があるそうで、長年親しんできた吟行パラダイスのかなりの部分が失われる心配もありそうです。このかけがえのない吟行地を記録にとどめる俳句アンソロジーの計画も進んでいて、私も進んで参加したいと考えている次第です。「大」としても、近々この一帯での吟行を行い、この温和で野趣に富んだ風景をみなさんそれぞれの記憶にとどめていただきたいと考えています。その際はふるってご参加をおねがいします。

  赤紫蘇や渡るは四軒在家橋       大波

| | コメント (0)

« 2009年7月5日 | トップページ | 2009年7月7日 »