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草花を知らない俳人の嘆き

きのうの吟行でもつくづく思ったのは、自分はなんと草や花や木の名前を知らないことだろう、花鳥風月を愛でるべき俳人としては大きな欠陥なのではないか、ということでした。こんな欠陥俳人(笑)にも、「大波さん、あの小さな花は何という名前ですか?」と訊ねる初心の方がおられるのです。きっとその方は、訊ねた花の色や姿に心ひかれて一句詠んでみたいと考え、見かけは俳句に年期の入っていそうな私に尋ねたのだと思いますが、まことにご生憎、聞かれた私はぐぐっと詰まってしまって、「さあ、私にはよく解かりません。Aちゃんならよく知っていると思いますよ、お~~い、Aちゃ~~ん」と助けを求める無様な始末でございます。これでは、俳人としての大きな成長は望めないでしょうね、ぐすん(泣)。通常、どんな吟行にも、一人か二人は牧野富太郎クラスの植物博士的な人がいて、こういう人はまた当然俳句の天才であったりするのですよね。欠陥俳人としては、吟行の時にはこういうDR..PLANTみたいな人の傍にピッタリ貼りついて、自分で気になった草花に出くわしたときは素早く「ねえ、あれ、なに?」と訊ねる以外、良策はないようです。夏は歳時記でも、もっとも植物の季語の多い季節、さあ、欠陥俳人の苦難の季節だぜえぇぇ。

  降りやみて又降りだして花石榴        大波

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