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CLASSIC MEETS CUBA

クラシック音楽のポピュラー化は、昔からさんざん試みられていて、最も有名なのはジャック・ルーシエの「プレイ・バッハ」でしょうかね。ジャックのピアノ・トリオがバッハの有名曲をジャズ化し、アドリブもたっぷり入れて演奏したのが大当たりを取って、以後オイゲンキケロとか、カレル・ボエリーとか、いろいろなピアニストが楽しげにクラシック曲を演奏しています。「クラシック・ミーツ・キューバ」はそうした中での最新盤。ピアノ、ベース、ドラムスのトリオ編成にコンガなどのパーカッションが加わっています。キューバと言えば、むかし東京キューバンボーイズが「マンボ第5番」で有名だったようにマンボのような独特のリズムが特色。このCDでも、なんとモーツアルトの「交響曲第40番」をマンボ調でプレイしていて、テンテコテンテコというリズムに例の「ウ~ッ」という掛け声まで入って、「疾走する哀しみ」どころかお祭り騒ぎの40番でございます。おふざけが好きだったアマデウスは、案外喜んでいるかもね。輸入盤なのでよく解からないのですが、どうやらキリアン・フォースターとかいうベース奏者が中心の若いプレイヤーで固めたグループらしく、他にブラームスの「ハンガリー舞曲」、シューベルトの「ます」、ベートーヴェンの「悲愴」ソナタ、ビゼーの「カルメン」ハバネラ、等々かなり貪欲にクラシックのポピュラー名曲を演奏しまくり、まあ楽しいと言えば楽しいと言えなくもない一枚でした。別に推薦はしませんけれど…(笑)。

  止むことのなく青嵐の谷渡り       大波

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