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クラシック反入門

akariさん、名栗の清遊へのコメントを有難うございました。私もakariさんと川原に並んで、お弁当を食べたあの充実したひとときを決して忘れませんっ。

さて、「クラシック反入門」は、私が比較的親しんでいる反主流音楽評論家、許光俊や鈴木淳史を中心にしたヘソ曲がり的なクラシック音楽入門書です(青弓社)。序文で許が書いているように、「クラシックはこんなに簡単なんだよ!」と親切ぶる最近のお気楽入門書のすべてを排して、クラシックはひたすらしつこい音楽で聴くのが実に面倒だ、クラシックは暗死苦というぐらい暗くて気の滅入る音楽だ、オペラは異常者の祭典だ、等々、クラシックを聴くのには相当の覚悟と気合が必要だぞと迫ってくる「反入門」の書です。わが意を得たり、と思いましたね。別に「のだめカンタービレ」に責任があるのじゃないけれど、クラシックとかジャズとか落語とか歌舞伎とか、伝統的な芸術をあんまりナメてもらっちゃ困るよという気分は、私にもあります。そうそう、俳句も同じですね。むかし三橋敏雄先生に「ハラワタを絞って俳句をつくれっ!」とカツを入れられたことがありますが、あの精神で誰か「俳句反入門」を書いてくれないかしら?

  子供の日踊り法被が小生意気       大波

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