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映画「たみおのしあわせ」

テレビドラマ「時効警察」の熱烈ファンで、DVDもオフィシャル本も買い込んで大事に棚に飾っているほどの自分なのに、時効警察臭がプンプン匂う映画「たみおのしあわせ」を見逃していました。泣くに泣けなかったんですよ、ほんとに。やっとDVDで観ることができて、今、大波は「しあわせ」です。なんと言っても、この映画の監督が時効警察の時効管理課の熊本課長を演じた岩松了、主演がオダギリジョーと麻生久美子なんですからね。加えるに、その他の出演者が、原田芳雄・大竹しのぶ・小林薫・石田えりと涎が垂れそうなご贔屓役者ばかり、ゲスト出演で忌野清志郎までが顔を出す超豪華版です。これじゃあ、たとえ映画の出来がどうであっても、文句なんか言えませんよね(笑)。実際、全編本気なのか冗談なのかよく分からない映画でしたけれど、困ったことにこういう不可解な映画が大好きな困った性分なので…(笑)。だって、ジョーと久美子の結婚式のシーンで、父親の原田芳雄がいきなりジョーの手を引いて式場を脱出するんですよ!教会の扉に十字架で閂をして…。 誰が見ても、これはダスティン・ホフマンの「卒業」のパロディなんですが、それが恋人同士ではなくて、父と子なんですからねえ。笑ってしまうより仕方がありませんでした。とにかく出演者全員が(たぶん監督も)たっぷり楽しんでつくった映画という感じがして、それは大いに好感が持てました。

  父親のときに優しき万愚節        大波

  

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コメント

民男(オダギリジョー)と伸男(原田芳雄)が手に手を取り、結婚式場(教会)から逃げ出す場面は、やはり 名作「卒業」のパロディですね。
民男は婚約者・瞳(麻生久美子)から逃れ、伸男は再婚候補の相手(大竹しのぶ)から逃れたのですが、二人ともマザコン(伸男にとっては亡妻)だったということですか?

「私に 早く子供を産めってことなんでしょう?」
「何だか 恥ずかしい」
・・・結婚式直前。民男宅を訪れた瞳が、二人で昔のアルバムを見ていて洋服を濡らす場面。民男は機転を利かせ、亡母の浴衣(形見)を瞳に着せると、これが似合う。帰宅した伸男も、浴衣姿の瞳を見て亡妻を思い出し、しんみり。
ところが、本作のラストシーンから推察すると、その解釈は違うようです。つまり、形見の浴衣を着せて いくらお似合いでも、民男と伸男には違和感が有ったということですね。
(「どこか、亡母と違う」「どこか、亡妻と違う」。だから、瞳を許せない、と。)

投稿: 藻岩山 | 2009年4月 3日 (金) 15時32分

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