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ブリュッヘンの「天地創造」

ハイドンのオラトリオ「天地創造」。オラトリオって、宗教的劇音楽とでも訳せばいいのでしょうか。革新的な18世紀オーケストラを率いてモーツアルトやハイドンを指揮してきたフランス・ブリュッヘンが指揮するとあって、パルテノン多摩に聴きにいってきました。ブリュッヘンって、若いときから銀髪の人という印象が強かったのですが、指揮台に現れた姿はかなり老け込んでおられました。新日本フィルを前に、椅子に座ったままの指揮です。でも、音楽はかなり明快で、歌詞対訳を片手にして演奏や独唱、合唱を聴いていると、神が天地をつくり海をつくり生き物たちをつくる旧約聖書の物語がなんとなく分かったような気がしたのでした。ドイツ語をヒアリングするのは到底無理ですけれど、こういう宗教的な音楽は最後に必ず「アレルヤ!」か「アーメン」と歌うので、そこで曲の終ったのが分かるという簡単な仕掛けですね(笑)。独唱のソプラノ、マリン・ハルテリウスという女性は、たいへん綺麗なかたでした。名前は覚えられなかったですけれど、テノールとバリトンの男性陣もなかなかの迫力でした。演奏が終ってパルテノンを出ると、すぐ前にあるイトーヨーカ堂でお買物をするという、ちょっぴり所帯じみた音楽鑑賞でした(笑)。

  天地の創めを歌ひ春めける       大波

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