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風間杜夫

すぐ近くの南大沢文化会館というところで、風間杜夫が落語の独演会をやったんです。いえ、一人芝居ではなくて、ちゃんとした落語の高座をつとめたんで…。値段も3200円とお手頃でしたので、聞きに参りました。いやあ、びっくりしました。「蒲田行進曲」のテーマを三味線にアレンジした出囃子に乗って、粋に高座着を着流した風間杜夫登場。桂文楽の名演で知られる「夢の酒」と、古今亭志ん生ばりの「火焔太鼓」を、下手な前座が真っ青で逃げ出すほどの達者な語り口で見事に演じ、拍手喝采でした。特にマクラで、貧乏な演劇青年だった時代にラーメン屋の出前持ちや仮面ライダーショーなどのバイトをしていたというエピソード、大竹まことらとのハチャメチャな交友関係、恩師である怪物つかこうへいとの珍エピソードなど、風間杜夫ならではの体験談が面白可笑しく縦横に語られ、とても楽しい独演会でした。柳家花緑に「三年もつづけたら絶対に真打になれる」と太鼓判を押されたという落語の腕前でしたが、噺の端々に落語以上に舞台への愛着が滲み出ていて、好感の持てる高座だったとご報告しておきましょう。この風間杜夫は、3月に明治座で、林家三平に扮した舞台に出演するそうで、これも機会があったら観たいですね。

  早梅や素人寄席も賑はひて       大波

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