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谷保天神のとんど焼き

……と言っても、とんどを焼くところを見たわけではなくて、焚火の材料を山と積み上げて、てっぺんに結構でっかい達磨を乗せ、あとは点火するばかりという景を、吟行のスタート地点で見たのです。それを見ていて、故郷の仙台で子供の頃毎年、大崎八幡神社で見たとんど焼きを思い出しました。あれは、ほんとに巨大な焚火で、炎にさらされると顔が焦げそうなほど熱かったという記憶があります。そこに裸参りの若者たちが雪が凍ってつるつるになった石段を掛け声も勇ましく登ってきて、いかにも旧正月らしい光景を繰り広げたものです。地球温暖化の影響で、仙台もあの当時より寒くなくなっているでしょうから、今は旧正月気分もだいぶ盛り下がっているような気がしますが、さあ、どうなのかな? きょうの谷保の吟行も、なんだかぽかぽか暖かくて、小正月の気分にはなりませんでした。従って、「寒の内」とか「冬深し」とかいう季語は使いづらく、「春隣」や「待春」をつかった句がずいぶん目立っていました。私は、なんとなく「ハケン斬り」のことなどが頭にあったので、あえて「藪入り」という死滅季語を使って句を作ってみたら、特選の景品を二つも頂戴してしまいました。うっほほ~い、慣れない言葉もたまには使ってみるもんだわい(笑)。

  薮入の縁の下まで日がとどき     大波

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