« 2008年12月24日 | トップページ | 2008年12月26日 »

ガリ版を切る話

年賀状をパソコンで製作しながら、こういう作業ってちょっと前までは「プリントゴッコ」でやってたよなあ、「プリントゴッコ」って今でもあるの? あの5色だっけ、七色だっけ、きれいなチューブ入りインクは今でも売ってるの? …そういう思いに捉われました。振り返ってみると、時代の変化は怖ろしいほどの速さで進み、今の俳句や詩の同人雑誌はパソコンとコピー機で美しく仕上げるのがジョーシキですけれど、私らの青春時代はガリ版刷りが中心でしたねえ。あの薄くぺらぺらした原紙に鉄筆でカリカリ字を刻み込み、一枚ごとに謄写版に貼り付け、青いインクをローラーにムラなく伸ばし、まず二三枚は試し刷り、やがて次第にスピードを上げながら予定の枚数を刷っていくのですが、刷り上った紙を湿らせた指でサッとガリ版の台から抜き取る名人が必ずいたものです。そう言えば、原紙を切るときに活字のように美しく四角い字を書くことのできる名人もいましたっけ。独特のインクの匂いのする作業場でそうして創りあげた手作りの同人雑誌って、まさに「情熱のかたまり」という感じがして、ホチキスで留めた一冊がとても愛おしかったものです。そうして出来上がった同人雑誌は、いま、多分ダンボールの箱の底に入っていて押入れのどこかに眠っていると思います。ガリ版刷りの同人誌くん、いま、とても君に逢いたいよ~~。今夜はクリスマスイブでしたが、メタボ減量中なので、ケーキもチキンも口にしませんでした。ア~メン。

  ケンタッキーフライドチキンクリスマス      大波

やった~。オールかな文字の俳句をつくったでえ(笑)

| | コメント (0)

« 2008年12月24日 | トップページ | 2008年12月26日 »