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生前葬

今夜のテレビドラマ「風のガーデン」、ガンで余命いくばくもない中井貴一の故郷の友人たちが、何も知らずに彼の生前葬を営むという可笑しくも哀しい場面がありました。こういう設定ですと、倉本聡の脚本は怖ろしいほど冴えまくりですねえ。友人ひとりひとりのユーモア溢れる弔辞を、笑いと悲しみをこらえながら聞く中井貴一の複雑微妙な表情も実によかった。最近の中井貴一は、父佐田啓二を完全に超えていると思います。このあと、父親の緒形拳が我が子の病気のことをとうとう知ってしまうシーンがあるのですが、本当にガンに冒されている緒形拳の懸命の演技にはやはり引き込まれます。ただただ凄いっす。生前葬って、いったいどんな気分のものなのでしょう?

  寒き中生前葬に集ひきて        大波

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