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西の魔女が死んだ

封切りのときに見逃していた「西の魔女が死んだ」のDVDが出たので、レンタルしてきてじっくり鑑賞しました。「じっくり」というのは、この映画があまりに静かで平和なので、ときどき眠気に誘われて鑑賞を中断せざるを得なかったからです(笑)。でも原作はよく知っていたので、途中寝てしまったために話が分からなくなることはありませんでした。予想通り、テレビ「風のガーデン」と同じに、自然環境の描写がみずみずしくとても気持ちのよい作品でした。ヒロインまいちゃんのおばあさんを演じたサチ・パーカーは、シャーリー・マクレーンの娘さんだそうですが、まるで原作から抜け出たように優しく気品のある「西の魔女」そのものでしたね。彼女とまいちゃんの生と死をめぐる静かな対話、死後の魂をめぐる対話は深く胸を打つものがあって、それさえあればこの映画は途中で寝てしまってもなんでも大成功なのではないかと思いました。ところでレンタルDVDというものは、どうしてあんなに長々と他の映画の予告編を流すのでしょうか。最近は映画館でもそうなのですけれど、ちょっと宣伝がしつこすぎるのではないかと思ったりします。資本主義社会の宿命かもしれないけれど、宣伝もテレビもパソコンもない西の魔女の家、森に囲まれたあんな家に行って、ゆっくり午後のティータイムを持ちたいな。

  一軒家見へ草深き道の冬      大波

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