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老レコードコレクターの悩み

ひさびさに町田へ出ました。私には、この町が発展しているのか衰退しているのか、よく分かりません。人はゾロゾロ歩いているのですが、妙にひっそりと静まりかえっている感じ。渋谷や新宿とは違うような気がします。駅から大分離れたところに、目標の中古レコード屋さんがあるのですが、この店も静かですねえ。故郷の県立図書館みたいな静けさ。レコードココレクターには好感度の落ち着いた雰囲気です。中古レコードが入った段ボール箱が並んでいる台を、われわれコレクターは「エサ台」と呼んでいますが(笑)、ここをせわしく行き来して目にもとまらぬ早業で、シュッ、ストンと盤を抜きだしては元に戻す若者がよくいます。ほんとにエサをつつく腹を減らした雄鶏のよう。一方、ベテランの私も結構スピードはあるのですが、気になるほどせわしくはなく、安定感があって風格のある探索スタイルのはずです(笑)。ただトシのせいで、最近はエサ台に中腰の姿勢で向かっていると、背中から腰にかけて烈しく痛むようになってきたんです。これが悩みのひとつ。もうひとつの悩みは、LPレコードがバカ高くなってきたことでしょうか。あのうすっぺらいレコード盤一枚が4~5万円もするのは、どう考えても許せませんねえ。きょうはジャズピアニスト秋吉敏子がかつて朝日ソノラマで出した「黄色い長い道」の復刻盤を買ったのですが、これだって…ン千円しましたからね。世界的不況のなか、こうした骨董的趣味の品も少しは安くなって欲しいと切に念願するものであります。

  水底に落葉の山のうづたかく       大波

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