« 2008年10月10日 | トップページ | 2008年10月12日 »

容疑者Xの献身

昼までに、「大」の発送をすべて済ませました。あした吟行に参加される方、お家を出るまでには間に合わないかもしれませんね。ごめんなさい。

作業が全部終ったところでポカリと時間が空きましたので、前から観ようと思っていた映画「容疑者Xの献身」を観ました。原作はかなり早い時期に読んでいて東野圭吾の最高傑作だと思い、映画で「容疑者X」を演じる堤真一がどんな演技をするのか是非観たかったのです。…で、やっぱり堤真一は凄かったっす。マフラーを頚にぐるぐる巻いて、ポケットに手を突っ込んで猫背で歩く天才的数学者。この人が「三丁目の夕日」のカミナリ親父と同一の役者とはとても信じられないほど、内にこもった悲哀感あふれる好演でした。このキャラが成り立たないと「献身」も「アリバイトリック」もすべて崩れ去ってしまうだろうというギリギリの線で、堤真一は福山雅治も柴咲コウも北村一輝も超えて映画の中心になったと思います。映画のラスト、原作では「魂を吐き出しているように」と表現された彼の号泣のシーンでは、ほんとうに胸がジーンとなりました。この映画がもし成功作とするならば、テレビドラマ「ガリレオ」とは全く別の独立した作品として映画を作った点にあると思います。

  身にしみて献身といふ物語      大波

| | コメント (0)

« 2008年10月10日 | トップページ | 2008年10月12日 »