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池田澄子「あさがや草紙」

池田澄子さんが、俳句総合誌の角川「俳句」に2年間連載したエッセイをまとめたのが、「あさがや草紙」です。まだ全部を読むには至りませんが、俳誌嫌いのこの私が、「俳句」連載中から、他の諸俳人の名文を全部袖にしても、池田さんのエッセイだけは面白くてやめられなかったのですから、ご恵贈いただいて大喜びしてしまいました。皆様におかれましても、本屋さんで見かけて、もしお財布に余裕があったら、ぜひお買い上げをお奨めする次第です。池田さんはほんとうに暑いのが苦手らしくて、この本の中でも「夏は嫌い!」というようなことを二度ほど書かれておられます。今年の夏はさぞや暑さに苦しまれたこととご同情申し上げます。だから、万一ご自分が他界されたときは、忌日の名を「す~す~忌」にしてほしいとおっしゃったお気持ちもよく分かります。澄子の(す)を取って「す~す~忌」となさりたいとのことですが、「す~す~忌」ってとても涼しそうな語感じゃありませんか! これとは反対に、8月に亡くなった中村草田男の忌日は「炎熱忌」と言うらしいのですが、これは超暑そうで、やっぱり涼しいほうがいいなあ。私だったら、なんとか暑さをしのぎたいので、「片蔭忌」ぐらいにしたいと思うのでありました。

  八月の尽きたる休暇明気分      大波     

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