« 2008年7月14日 | トップページ | 2008年7月16日 »

CHANGEできたか?

話題のキムタク政治ドラマ「CHANGE」が、最終回を迎えました。最終回、最大の見所は、キムタク総理がテレビを通して全国民に真情を訴える長~~い1カット、ほぼ不動のバストショットで数十分を語りぬいたのは天晴れだったと、とりあえす言っておきましょう。テレビドラマでは初めての実験的な演出だったのかも知れません。しかし、しかしですよ。私は、あまりとゆーか、ほとんどとゆーか、感動しませんでした。この前教育ドラマについて書いたこととほぼ同じですが、政治的なメルヘンはいいとして、理想主義や楽天主義で乗り切れるほど現実は甘くないということを考えると、観る側の気持ちも自然に萎えてしまうのですよ。政治的なメルヘンの映画をつくりつづけたアメリカのフランク・キャプラ監督は、明るいヒューマニズムを謳いあげる一方、民衆への深い不信感を隠そうとはしませんでした。そのような光と闇の二面性があったからこそ、キャプラのメルヘンは豊かにふくらんだのではないでしょうか。選挙民にすべてを託そうというキムタク総理の演説を、甘いぜ、薄いぜ、中途ハンパだぜと私が感じてしまったのは、そういう点にあるのかも知れません。キムタクを総理に仕立てるという企画がバツグンによかっただけに、ちょっと残念です。キムタクさんへ…このドラマでは学校の先生と政治家という二つの職種をこなしたことになりますが、今後、医者とSPにはならないでくださいね。

  二世三世議員ばかりや盂蘭盆会        大波

| | コメント (0)

« 2008年7月14日 | トップページ | 2008年7月16日 »