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浜離宮の落雷

きょうの俳句吟行は、浅草で水上バスに乗り込み、浜離宮まで涼しい川風に吹かれながら隅田川を下っていこうというバツグンの企画。ご承知のとおりカンカン照りの猛暑でしたから、狙いはズバと当たり、句友の皆様は涼しい顔で次々に句帖に筆を走らせておりました。浜離宮では園内をゆったりと歩いたのちに、いつもの芳梅亭で句会を始めたのですが、途中、一天にわかにかき曇って激しく雷神が轟くや、ガラス戸の向うにピカッと火柱が走って、確かに離宮内のどこかに雷が落ちたのでありました。次いでラッキョウのような大粒の雨が強い風とともに降り始めてガラス戸を叩き続けたため、句会はしばしば中断。こんな高層ビルに囲まれた場所ではこのような雷雨に見舞われることもあるのかと、正直、生きた心地もしなかったのであります。私が世話役をつとめているこの吟行句会は、雨にたたられることがまことに多く、N髭さんなどから「雨男」の称号を賜っている私ですが、きょうのようにカッと日が照りつける夏空には、すっかり油断していました。そこへこのような雷様の襲来、まだまだ私に対する呪いは解けていないようで、これからは「雨将軍」と名乗ろうか、などと考えている次第でございます。

  はたた神芭蕉若葉は帆のごく        大波

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