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日本版PLAYBOYのジャズ特集

本当に、何十年ぶりのことでしょう、日本版の雑誌「PLAYBOY」を買ったのは…。断っておきますが、「週刊プレイボーイ」とは全く別の男性雑誌で、昔から外国人美女のヌード写真とパーティジョークが売り物のあの雑誌です。ヌード写真が見たかったわけではなくて、「ジャズ、男のスタンダード」と題した特集記事にちょっと魅かれただけなんでございます。頁を開いてみると、芥川賞作家の辺見庸がチェット・ベイカーについて、ハードボイルド・ミステリー作家の原尞がセロニアス・モンクについて書いているのですが、う~~む、どうしてだろうなぁ、文学者がジャズを語ると、必ず気取った独りよがりの文になってしまうのは…。 音楽を文学的に語るのは、小林秀雄以来、どこかで大きな間違いを犯しているのかも知れませんね。その点、映画人クリント・イーストウッドのジャズをめぐるインタビューは、実に気持ちよく読めました。イーストウッドにとっては、ジャズは「文学」でも「映画」でもなく、ぴったり身についた「体験」に過ぎなかったようです。しかも彼はブルースとかカントリーとかクラシックとかさまざまなジャンルの音楽を愛していて、ジャズはその一つに過ぎないので、気取った思い入れなんかこれっぽっちも必要ないのですね。私も、ジャズやクラシックで気取ってしまうのはあまり好きではないので、イーストウッド流がさりげなくカッコよくて、これ式でいきたいな。日本版PLAYBOYの次号の特集は、「世界の詩人たち」で、ギンズバーグらビートニク詩人やランボー(スタローンじゃないぞ)、金子光晴らが登場するようです。またまた、気取っちゃうのかな?

  七月の風に濁りのなかりけり       大波

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