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七月の坂道

多摩センターの南口から出て、パルテノン多摩という文化施設まで真っ直ぐ行く道は、ごくゆるやかな勾配の坂道です。途中にイトーヨーカ堂や三越・大塚家具の入るビルがあります。買い物をするためこの坂道をゆっくり登っていたら、足元にころころと小さなボールが転がっ001 てきました。ジャンピング・ボールと言うのかな? ピンポン玉ぐらいの極彩色のボールで、よく弾みます。慌てて、履いていたサンダルでボールにストップをかけ、なお転がっていきそうなボールを拾い、坂の上のほうを見上げますと、5~6歳ぐらいの男の子が立っていました。坂道でうっかりボールを取り落としてしまったのでしょうね、半分泣きべそをかいていました。茶色の髪の外国人の少年です。私がボールを手渡すときもいっぱい涙を溜めおり、その様子があまりに可愛かったので、「ほらほら、もう泣くんじゃないよ」と声をかけずにはいられませんでした。彼のうしろで、同じ髪の色の母親が穏やかに笑っていました。ちょっとした出来事なんですが、これで何だか気持ちが晴々として、いい夏のスタートをきることが出来たような気がしました。済みません、ただそれだけのハナシです。

  七月となりしボールの弾みくる       大波

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