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地震ノチ菖蒲吟行ハレ

仙台はわがふるさと、私をのぞく兄・姉・妹の三人が暮しています。だから、今朝の地震のニュースには肝を潰しました。ちょうど水元公園の菖蒲吟行に出かける直前のことでしたので、慌てて三人の家に次々に電話して無事を確かめたのですが、途中、例によってなかなか電話が繋がらない状態になって、出発の電車の時間は迫ってくるし、超焦りましたね。幸いすぐにそれぞれにケガもなく無事であることがわかってホッとしました。「大」の吟行は雨になることが多く、N髭どんから「大波さんは雨男と俳号を変えたら?」などとからかわれていたのですが、きょうは朝からウソのような梅雨晴れの天気。なにか変わったことが起こらなければいいがと思っていたら、故郷の地で震度6強の地震。被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。吟行のほうは、花菖蒲がまっ盛りで公園にはカラオケや出店が立ち並ぶ賑やかさ、菖蒲園のまんなかで「かっぽれ」を踊る催しまであって、俳句的には「う~~む」と悩んでしまったのであります。でも、気持ちよかったし、楽しかったし、俳句はまあまあだったし(笑)、どんと晴れ。

  カラオケに拍手閑散菖蒲園       大波

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コメント

被災地の皆様の無事を祈ります。

いつも「大」の吟行は「野窓」の時から雨に祟られて、二年前ここへ来た時も冷たい雨に凍えながら閑散とした公園をとぼとぼと吟行しましたが、昨日は見事なピーカンでした。去年の「俳壇9月号」に掲載された大波代表の「小合溜(こあいだめ)」の名吟七句を再掲します。


     小合溜  境野大波「大」

 私には、のっけから虚を詠む才能はない。目にしたもの、耳にしたものを、そのまま言葉にするだけの平凡な句作が身上である。従って、言葉が古びないよう磨き続けること、老いてなお心の鮮度を失わずにいること、それだけを常に怠らないよう心がけている。

    捨小舟犇きあへる皐月雨
    青鷺の佇ちて葛飾小合溜
    釣人の後ろ過ぎゆく梅雨の鳥
    鰺刺の水面の影を攫み飛ぶ
    濁り江に雨つぶ荒く花浅沙
    睡蓮の隙間の闇をざぶと跳ね
    水郷や遠見の百合のほの白き

投稿: 猫髭 | 2008年6月15日 (日) 09時15分

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